2025.06.25/組合・行政
6月5日、日工組の第65回通常総会が都内の「グランドアーク半蔵門」で開催された。
役員改選で再選された榎本善紀理事長は「今の業界の中でパチンコを立て直すことが喫緊の課題であり、時間がない」と強調。今後1~2年以内に何らかの結果を出す必要があるとの強い危機感を示した。
また、業界の立て直しにはルールや制度・制約の見直し、そしてメーカーの本業である「発明」が欠かせないと指摘。さらに、「ユーザーファースト」の視点が不可欠であり、ユーザーアンケートに寄せられる「回らない」「勝てない」といった声に真摯に向き合い、ファンからの評価を得られるよう努める姿勢を打ち出した。
その上で、日工組内の委員会で、いわゆる二種や権利モノのような新たな射幸性抑制機の企画など、多様なヒット機種が生まれる環境整備にも取り組んでいることを付け加えた。