2024.03.25/メーカー
5月25日、ダイコク電機株式会社は、2023年3月期決算説明資料を発表した。
それによると売上318億24百万円(前年同期比30.5%)、営業利益40億19百万円(前年同期比237.4%)、経常利益42億60百万円(前期比211.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益29億27百万円(前年同期比138.2%)で大幅な増収増益となった。
スマートパチスロの登場に伴い、カードユニット「VEGASIA」の販売台数および利益が予想を大幅に上回り、情報システム事業の営業利益は54億90百万円と大幅増益(+152.8%)となった。一方で制御システム事業は取引先遊技機メーカー民事再生手続きによる債権に対する貸倒損失、及び子会社の未回収債権に対する貸倒引当金の形状により前年同期比で1億40百万円の減益(△73.8%)となったと発表している。
今期の方針として、情報システム事業ではスマート遊技機専用カードユニットの安定供給と最適な機能を強化するとした。
またアミューズメント事業では制御システム事業部をAMS(アミューズメント&サプライ)統括部として名称を一新。パチスロ開発企業のライリィ社を孫会社化し、スマートパチスロを2024年に市場投入を目指すと発表した。なお、パチンコの受託開発(OEM)は継続して行われる。