8月12日、「YASUDA/やすだ」の屋号で関東圏内を中心に23ホール展開する株式会社安田屋(本社・東京都板橋区、山下信浩代表取締役社長)は2件の社会貢献を行なったことをリリースで発表した。
7月29日、やすだ八潮店は、近隣町内会の大曽根西町会及び大曽根中町会と「洪水災害時における緊急一時避難場所に関する協力書」を締結。
本年5月に同店で開催した団体献血を町内会に案内した際に、大曽根西町会長より、「川に囲まれている八潮地域で水害発生時の緊急避難場所を探している」と相談され、やすだ八潮店の立体駐車場を緊急一時避難場所として協力する運びとなった。
また大曽根西町会の隣の大曽根中町会も困っているとの話を受け、三者協定とすることとなった。今回の防災協定は、地域住民の安全確保を目的としており、八潮市内で水害が発生した際に、やすだ八潮店の立体駐車場を地域の緊急一時避難場所として提供するといった内容だ。
7月29日に同市内の八潮メセナ(八潮市役所横)で調印式が開かれ、八潮市役所危機管理防災課立会いのもと、やすだ八潮店・渡邉佳孝店長、大曽根西町会・氏原甲子雄会長、大曽根中町会・昼間竹雄会長と防災協定を取り交わした。安田屋の防災地域協力は、やすだ戸田店、やすだ大和店に続き、3件目となる。
同社は「今後も、地域とのさらなる共生を目指して、地域社会の発展につながる貢献活動を継続して参ります」と発表している。
7月27日、やすだ朝霞店の多田正智主任と川上大二朗副主任が迅速な救命活動により命を救ったとして、朝霞消防署より表彰を受けた。
6月23日に同店のパチスロコーナーでお客さまが倒れているとの報告を受け、現場に向かい確認すると、お客さまはうつ伏せ状態で反応がない状態だった。お客さまを仰向けにして呼吸の確認をしても、しゃっくりのような反応しかなく、死戦期呼吸(注1)と判断しAEDを使用。救急車到着までAEDと胸骨圧迫を繰り返し、救急隊員に引き継いだという。
注1:死戦期呼吸とは、心停止直後の傷病者に見られる、しゃくりあげるような呼吸のこと
同店の多田主任は「私自身、AEDと胸骨圧迫を実際に行ったのは初めてで戸惑いと緊張もありましたが、副主任やスタッフ達が細かい指示がなくても、それぞれの役割を果してくれたので集中して対応することができました。今回の経験を社内にも共有し次に生かしていきたいと思います」とコメントしている。