1年の中でスロッターなら誰もが「今年こそツモれるんじゃないかと」胸を高ならせる日がある。7月7日だ。期待感とは本来目に見えないものであるが、サミー(sammy)ネットワークスが運営する777CON-PASS(以下略コンパス)ではそれが可視化されており、前日からしてすでにお祭り騒ぎになっている。
(参考2021年版:【全国TOP20ランキング】7月7日、日本一の稼働率を叩き出したホールはどこだ!?)
ユーザーはコンパスアプリを開いて明日行くお店の抽選を受けようと予約を入れるのだが、これがちょっとした異常事態なのだ。7月6日19時30時点で、最も多くの予約が入っているのが「マルハン新宿東宝ビル店」(P668台、S492台)で、なんと予約数は7870件!
もはや異次元。日本一の拡散力といっても過言ではない。「明日7月7日で、マルハン新宿東宝ビル店が何にまつわってくるのか!?」といったようなユーザーの期待感が浮かび上がってくる。現在、同店を指揮しているのは、2021年2月にマルハン亀有店で店長を務めていた際に「ピデアな男」で本誌がインタビューをした山田豊店長だ。「私にとってパチンコ・パチスロは仕事というよりは『生き方』。人生で大切なことの多くは、パチンコ・パチスロから学びました」と真面目な顔で語るようなかなり特徴ある店長で、気になる方は下記のリンクから確認してほしい。
(関連記事:ピデアな男 山田豊 マルハン亀有店 店長 ※当時)
なお同店は事前予約枠が1500人で打ち切り、当日予約は不可、ということで予約をした過半数は抽選すら受けられない。しかし、コンパスは2店舗まで予約をすることが可能だ。2位には同じく激戦の新宿区で争うエスパス日拓新宿歌舞伎町店(P1047台、S644台)が3837件と、こちらも相当な数の予約が入っている。
ユーザーの多くは、マルハン新宿東宝ビル店とエスパス日拓新宿歌舞伎町店に予約を入れ、番号の良かったホールに並ぼうという算段なのだろう。コンパスのような抽選予約システムを使うことで、台数以上の並びを演出できなかったり、ユーザーの動きがシビアになりがちだが、両店のようにエリア全体を盛り上げることで、相乗効果を生みだすようなケースもあるのだ。
一方、3位は愛知県岡崎市のZENT岡崎インター店(P1040台、S490台)が2437件でランキング入りする結果となった。
今週頭から導入された6.5号機は万枚報告なども多数ネット上で展開されている。そんな直後に訪れる7月7日ということもあり、昨年以上に期待をするユーザーも多いだろう。規模縮小が続いているパチンコ業界ではあるが、ユーザーは間違いなくいるところにはいる。7月7日は、多くのユーザーが夢を掴む日であってほしい。
(19:30時点)
順位 | 店名 | 事前予約数 |
1位 | マルハン新宿東宝ビル店 | 7870件 |
2位 | エスパス日拓新宿歌舞伎町店 | 3837件 |
3位 | ZENT岡崎インター店 | 2437件 |
4位 | ZENT豊橋藤沢店 | 2147件 |
5位 | マルハンなんば本館(スロット店) | 2032件 |
6位 | マルハンなんば新館 | 1779件 |
7位 | ZENT豊田本店 | 1077件 |
8位 | エスパス日拓秋葉原駅前店 | 964件 |
9位 | マルハン姫路野里店 | 659件 |
10位 | ZENT木曽川店 | 648件 |