ついにSH@CK氏の新台ガチ分析データがWEBに登場!
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世間的にもいまだ新シリーズが放送され続けている「ルパンシリーズ」は、長く業界を支えてきた稀有なコンテンツだ。そのパチスロ最新作がリリースされ3月7日から導入開始となる。
本作は今までのシリーズとは異なり、不自然にサブタイトルが付いていない。その理由は定かではないが、シリーズ的にはパチンコで低実績であった「復活のマモー」となっている。本機にはパチンコシリーズの低迷を払拭し、旧規則機が撤去されたパチスロ新市場に貢献することに期待したい。
そんな本機はAT機となっている。それでは基本情報を確認しよう。
基本スペック | ||||
設定 | ボーナス初当り | RUSH初当り確率 | 合成確率 | 出玉率 |
設定1 | 1/212.3 | 1/429.4 | 1/196.7 | 1/196.7 |
設定2 | 1/209.6 | 1/415.6 | 1/193.2 | 1/193.2 |
設定3 | 1/203.6 | 1/396.2 | 1/186.5 | 1/186.5 |
設定4 | 1/195.5 | 1/362.7 | 1/177.2 | 1/177.2 |
設定5 | 1/191.3 | 1/341.0 | 1/171.7 | 1/171.7 |
設定6 | 1/186.9 | 1/313.3 | 1/165.5 | 1/165.5 |
通常・AT仕様 | |
50枚ベース | 約32.5G |
タイプ | 左1ST/AT |
AT仕様 | 押し順AT・約2.7枚/G |
初当り抽選 | レア役・リーチ目役※前兆中はリーチ目約成立高確率状態 |
前兆振分 | ショート:ミドル:ロング・48.5%:18.8%:32.7 |
疑似ボーナス仕様 | 25G・約66枚 |
RUSH期待度 | シングル揃い:約37。8%・ダブル揃い:100% |
RUSHタイプ | 枚数管理SET型 STOCK LOOP |
RUSH仕様 | 1SET30枚~150枚・SET終了時継続ジャッジ5Gで枚数決定 |
RUSH期待値 | 約545枚 |
引き戻し仕様 | 1段階目:3G似内にレア役成立・2段階目:前兆突入 |
天井仕様 | 疑似ボーナス天井:通常555G・RUSH天井:RUSH間1300G |
通常時は天井以外ではレア役にて抽選する仕様となっており、レア役により直撃抽選及び前兆抽選を行うフローとなる。
約1/118.9で発生する前兆「作戦会議」は、リーチ目役が高確率状態となるCZの役割もになっている。通常時は約1/2300のリーチ目役がCZ中は約1/299まで跳ね上がる。
疑似ボーナス終了後はRUSH抽選をかけたキャラバトルへと発展。ボーナス中にキャラ獲得を行い、一人でも勝利すればRUSH確定となる。
RUSHは枚数管理の少数枚のSETを継続させる仕様となり、最低3SET保証。終了後の継続ジャッジゲームにて枚数上乗せ発生で継続となる。継続時に特化ゾーンへの突入抽選を行っており、規定の30~150枚以上を持ってSETを開始する場合もある。
3&6SET目は上乗せ確率高確率、7SET目は上位ATのバトル抽選などと、何SET目かの状態によって抽選で恩恵が付与される。上位ATは5SET時には必ず特化ゾーンへ突入するモードとなっており、終了するまで状態は継続する。7SET以降は1SET目へと戻る仕様となっている。
RUSH終了後の引き戻しゾーンはRUSHへ再突入期待度約25%だ。
随所にパチンコ「復活のマモー」からの流用があるものの、新規演出も多く、そこまでマモー感ばかりが強調されるものではない。特に前兆中などでは、レア役やリーチ目役など出玉に絡むフラグがレバーオンにかかるシーンが多い機種であり、1ゲームがしっかり楽しめる仕様となっている。
RUSH中はストックによる継続というよりSETの消化がメイン。少数枚のケースも多いのでジャッジゲームによる演出が中心になってくると思われる。
本機「Sルパン三世」の訴求ポイントは『コンテンツ&スペック』。2月上旬より、ホールからの期待が高いパチンコシリーズが導入となり、本機はその1カ月後にリリース。相乗効果を見込んだ活用をすることができるだろう。ただし、前述したようにシリーズは異なるので、それぞれカラーの異なる2色のルパンとなる。
スペックは「ガチレバー抽選」をウリとしている。「ガセ前兆なし!前兆中はリーチ目役高確率!」「強チェリー確率1/99・期待度25%」などゲーム数に依存しないフローとなっている。6号機の長所でもある最大の欠点でもある、明確な狙い目を本機は持たない。つまりどこからでも打てるという点を訴求することが少しでも遊技促進につながるだろう。
RUSHは、「枚数管理」「低枚数SET連荘」などトレンドとは離れた仕様となっているので、そこまで強く訴求することはないだろう。ジャンルとしては初当りが非常に軽く、「麻雀物語4」や「絶対衝激」に近いジャンルとなっており、同様に打ち易さを浸透させることができれば同等の高実績にも期待できるだろう。
パチスロ市場はパチンコとは異なり旧規則依存が非常に強い状況にあった。本機はほぼ完全に旧規則機が撤去されてからの新台となり、少しでも遊技促進するためにはホールの努力によって打つ理由をつくる必要がある。
規制により自由に広告ができない状況下では、数少なく認められた新台入替というイベント力を生かしていくことは重要だ。本機の導入時期的に、新年度への移行期とも重なる。新生活者に対しての店舗選択の理由にもつながるので最大限に活用するべきだろう。