2024.06.15/その他情報
5月29日、東上野パチンコ村のど真ん中、コンビニポプラの前にある老舗企業白元がに民事再生法の適用を申請した。負債総額は200億円を超える見通し。
白元は大正12年(1923年)の創業で、使い捨ての「ホッカイロ」や防虫剤「ミセスロイド」、保冷枕「アイスノン」など、息の長いヒット商品の開発で業績を伸ばし、年間の売り上げは300億円を上回っていた。民事再生の原因として、一部報道では創業一族出身の経営陣が「交友関係が派手で羽振りがよすぎる」と銀行筋から不安視されていたり、さらに粉飾決算が疑われるなど問題を抱えていたという。それらを打開するため、昨年5月には住友化学から出資を受けて経営再建を図る途中だった。